演習Ⅰ 第21回
「都市に生物多様性は必要か」をテーマにディベートを行いました。
私は賛成の立場でした。
都市部に生物多様性をもたらすような環境をどのように都市に生み出すかというのが重要になるのではと思い、調べましたが、あまり資料が見つからずに討論もうまく進行できませんでした。
都市で生物多様性というと、公園や緑化部分を増やすということしか考えることができませんでした。しかし、緑地面積を増やそうとすれば、都市部の高額な地価などが問題となるのではと感じました。水路を生態系に配慮したものを導入するというのも思いつきましたが、近年の都市部のゲリラ豪雨などのことを考えると、排水能力を落とさずにするというのは難しい。
という風に、思考がふさがってしまいました。
生物多様性が繁栄する場所と都市というと矛盾したイメージをどうしても抱いてしまうので、それを両立させて維持するのは非常に困難なのではないかと思いました。
しかし、生物多様性が失われていっている現代では、生態系を築けるような場所が多いに越したことはないので、都市でもそのような機能を持つべきであると感じます。